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高校生が限定プリンを販売! 「菓子博」約2時間で完売に 地元の食材こだわるオリジナルレシピ

全国の銘菓が集まる「あさひかわ菓子博」が始まり、週末は多くのスイーツ好きでにぎわいました。

その中で、地元の高校生が半年以上かけて完成させた限定プリンを販売。

売れ行きはどうだったのでしょうか。

4年に一度のお菓子の祭典が5月30日に旭川市で始まりました。

北海道内での開催は実に57年ぶり。

会場は人であふれかえるほど大にぎわいです。

(遠軽から来た人)「朝から並びに来ました。目移りしちゃって、選ぶのが大変ですね」

(旭川から来た人)「きのうスイーツマーケットに入れなかったので2日目です」

(小学生)「シマエナガのお菓子がかわいかったから、それを買えればいいなって」

(高校生)「農業高校の生徒が作ったプリンいかがですか」

全国の銘菓が並ぶ中で、こちらのブースを切り盛りするのは、旭川農業高校の生徒たちです。

2年生10人・3年生7人が、この菓子博のために地元の食材にこだわったオリジナルプリンを開発しました。

2年生は米粉を使ったふんわりスフレが乗った2層のプリン。

3年生はあま~いサツマイモの風味を生かしたプリンです。

半年以上試作を繰り返して納得の味が完成しました。

(旭川農業高校3年生 斉藤あかりさん)「最近旭川でもサツマイモが栽培されているので、入れたらおいしいんじゃないかなというので、アイデアを出しました。4年に1回のオリンピックじゃないけど、お菓子のオリンピックと呼ばれるくらいだし、そこに私たちが作ったプリンを出せるなんてすごくうれしいです」

販売は31日と1日の2日間だけ。

オープン直後から次々とお客さんがやってきました!

(客)「プリンを買いました。高校生が頑張っているのは応援したい」

(客)「限定でそれだけ特別なのかなという期待があって楽しみです」

用意した200個のプリンは2時間ほどで売り切れました。

(旭川農業高校2年生 小森穂香さん)「普段経験しないことなので、すごくうれしかったです。これからまだお菓子を作る機会もあるので、今回の知識や経験を活かしていけたらいいなと思います」

さまざまなお菓子と出会える4年に一度の祭典は、生徒たちに向上心と達成感を与える貴重なイベントになったようです。

06/02(月) 19:05

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