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【争点解説】有期刑の上限…懲役30年 裁判員が判決に込めた思い コンビニ3人殺傷事件

【争点と判決】

今回の裁判は刑事責任の有無が争点となっていました。

検察側は「心神耗弱を考慮しても、事案が重い」として懲役30年を求刑していたのに対し、弁護側は「心神喪失だった」として無罪を主張していました。

7月2日の札幌地裁の判決は、有期刑の上限である懲役30年でした。

札幌地裁は「妄想が本人に命令や指示をしていたものではない」「犯行前に、警察に射殺されるかもしれないなど、刃物で刺すことは悪いことだと認識していた」として、刑事責任を問えると判断しました。

【裁判員の思い】

そして、今回は裁判員裁判で審理が実施されました。

懲役30年という判決に対して裁判員は、裁判後の会見で「かなり難しい内容だったので、一般市民の代表としてどう思うのかを意識した」「一番重い有期刑になった事実を被告に受け止めてもらいたい」とコメントしました。

07/03(木) 07:13

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