北海道美深町で６月１５日、タケノコ採りのため山に入ったまま行方がわからなくなっていた８２歳の男性が、正午まえに発見されました。

男性にけがはないということです。

無事発見されたのは枝幸町に住む海鉾辰男さん８２歳です。

警察によりますと、海鉾さんは１５日午前９時ごろ、美深町仁宇布の山林に６０代の友人と２人でタケノコを採りに入りましたが、その後、行方が分からなくなりました。

２人は別行動でタケノコを採り、昼ごろに一度合流する予定でしたが、海鉾さんが現れなかったことから、友人が警察に届け出たということです。

警察や消防が１６日朝から捜索にあたり、およそ７時間半後に合流する予定場所から数十メートル離れた笹薮の中で海鉾さんを発見しました。

海鉾さんにけがはなく、「戻る道がわからなくなった」と話しているということです。