老朽化した下水道管 腐食や破損がないか調査 道路陥没事故受け全国で実施 札幌市
埼玉県八潮市で2025年1月に発生した大規模な道路陥没事故を受け、札幌市でも老朽化した下水道管が破損していないか調査が実施されています。
直径2メートル以上、設置から30年以上経過した下水道管を対象に、国の要請で実施されている下水道管の調査です。
札幌市ではおよそ185キロが対象で、このうち構造や地盤の条件が八潮市と似ている3キロは優先的に調査が行われています。
白石区では7月2日朝、作業員がマンホールや下水道管の内部に腐食や破損がないか確認しました。
(札幌市下水道河川局 染矢洋管路保全課長)「大きな破損等が見当たらず、一部木の根が入っているようなことがわかりました」
市は優先箇所については夏ごろまで、そのほかは年度内に調査を終える予定です。
07/02(水) 11:28