水揚げ好調のスルメイカ 漁獲可能量を超過し休漁に 函館では前年の2倍以上の漁獲量 北海道
ここ数年不漁が続いていたスルメイカの漁獲量が、2025年の水産庁が管理する漁獲枠を超え、北海道内では10月22日から当面、小型イカ釣漁船が休漁する事態になっています。
関係者によりますと、2025年の小型イカ釣り漁船のスルメイカ漁獲量は、10月15日現在5800トンを超えていて、水産庁が管理する漁獲可能量4900トンを超過しました。
「北海道いか釣漁業協会」は21日に開いた緊急役員会で、22日から当面休漁措置をとることを決め、道内の事業者に通達しました。
函館市の地方卸売市場では特に9月の水揚げが好調で、小型イカ釣り漁船の漁獲量が10月20日までに219トンと、2024年の2倍以上となっていました。
		10/22(水) 16:40