新千歳空港もホワイトアウト 欠航相次ぐ…今季一番の寒さ 道内173地点で真冬日 交通障害に注意
年に数回レベルの非常に強い寒気が上空に流れ込んでいる影響で、北海道内は厳しい寒さに加えて日本海側を中心に雪や風が強まりました。
道北の留萌市では12月12日朝、強い風と雪で一時、ホワイトアウト状態となりました。
朝から雪かきに追われる人の姿もみられるなど、留萌では午後5時までの24時間に25センチの雪が降り、車を覆い隠すほどの雪が積もりました。
(林記者)「留萌市街地に来ています。道路脇の雪の高さは私の腰の高さぐらいまで積もっています」
(留萌市民)「ちょっと一気に降りすぎですよね。もうとけないでしょうね。でもまだ体が雪かき用の体になっていない」
年に数回レベルの非常に強い寒気が上空に流れ込んでいる影響で、日本海側を中心に雪や風が強まりました。
雪が舞い視界が悪くなっている新千歳空港です。
この雪の影響などで、新千歳空港発ー羽田行きなど午後4時半までにあわせて92便が欠航しています。
空港内の電光掲示板には欠航の文字が目立ちます。
別便への振り替えをするため、カウンターの前には長い列ができていました。
また、JR北海道によりますと、地震の影響や、雪で信号が確認できないなどで、快速エアポートを含む55本が運休しています。
(山岡記者)「木や屋根にこんもりと雪が積もり、すっかり真冬の景色になった札幌ですが、こちらの池はスケートリンクのように凍ってしまっています」
また、道内では厳しい寒さとなり、174の観測地点のうち、えりも岬を除く173地点で真冬日が観測されました。
札幌では午後5時までの最高気温が氷点下4.4℃と、今シーズン最も低い気温となっています。
(札幌市民)「きょうすごい寒いと思います。顔や体が寒いです。手先とか冷たくなって」
12日夜にかけても局地的な大雪や吹雪による交通障害などに注意が必要です。