ガソリン価格依然高止まり 首相は節約要請に否定的立場 販売業者が抱える“二重苦” 北海道
今週の北海道内のガソリン価格は、ゴールデンウイーク前と比べて1.1円下がり、1リットルあたり171.5円となりました。
ガソリン価格の高止まりは続いていて、価格競争に対応できないスタンドも出始めています。
(吉岡記者)「札幌市内のガソリンスタンドです。レギュラーガソリン1リットルあたりの価格は169円を指しています」
札幌市白石区のガソリンスタンドです。
現在のレギュラーガソリン価格は1リットルあたり169円。
仕入れ価格が高騰しているなか、値上げをせずに営業していますが、他のスタンドとの価格競争に対応できず、客離れという二重苦に直面していました。
(ENEOS白石SS 河辺善一社長)「会社によっては安く売ることのできる店もあれば、当社はなかなか安くできないので。この連休は(売り上げが)去年より悪かった」
5月13日に発表された道内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、11日の時点で1リットルあたり171.5円となりました。
ゴールデンウイーク前と比べて1.1円下がりましたが、高止まりの状態が続いています。
政府は中東情勢をうけ、ガソリン価格が170円程度になるよう、いまも補助金を支給していますが、国会ではこんな議論もー
(立憲民主党 森裕子議員)「国民に協力をしてもらって抑制策をとらないと、ますます厳しくなりますから。なくなってからでは遅いんですよ、備蓄原油が。そろそろ政策転換しませんか」
(高市首相)「現時点でさらに踏み込んだ節約をお願いする段階にないと考えていますが、ただ中東情勢は今後ともしっかり注視して、あらゆる可能性を排除せずに臨機応変に対応してまいります」
高市首相は、国民へのガソリンなどの節約要請について、否定的な見解を示しました。
中東情勢に揺れるガソリン価格。石油情報センターによりますと、来週も道内のガソリン価格は小幅な値動きになる見通しです。