箱わな内で激しく暴れるクマ 2頭捕獲し順次駆除予定 市街地に出没の個体か?目撃相次ぐ北海道
激しく暴れるクマ。
10月9日朝、北海道砂川市内の山に設置された箱わなにクマが2頭かかっているのが発見されました。
猟友会砂川支部によりますと、1頭は体長およそ2メートルのオス。
もう1頭はメスで大きさは分かっていませんが、8日に市街地に出没していた個体とみられるということです。
2頭は10日以降、順次駆除される予定です。
クマの目撃が相次いでいる道内。
札幌市内でも8日までに220件にのぼるクマの目撃情報などが寄せられていて、2024年の2倍以上となっています。
こうした中、連日クマの出没が続いていた札幌市西区西野では、足跡のクマと同一かはわかりませんが、市が設置した箱わなにメスのクマ1頭がかかり、9日朝に駆除されました。
体長147センチ・体重103.5キロで、今後DNA鑑定を行い、個体を特定する方針です。
そして、9日も札幌でクマの目撃がー
南区藤野の住宅街では市による痕跡調査が行われました。
午前10時ごろ、付近の家に住む女性が「外を見たら道路上を歩くクマ1頭を見た」と警察に通報がありました。
クマの体長はおよそ1メートルで、山のほうへ向かっていったということです。
(付近の住民)「すぐそこの家です。目の前で他人事じゃないなと思って」
(札幌市 長野広隆さん)「痕跡は見つけられなかったが、目撃が午前10時に自宅窓から至近距離で見ているので、見間違いの可能性は低い」
札幌市は、駆除されたクマ以外にも複数のクマが活動しているとして、引き続き警戒するよう呼びかけています。
10/09(木) 20:11