【解説】アスファルトの陥没 歩道下の“下水道管が破損” 土砂流れ込み空洞が…タイヤの荷重で陥没か
【なぜ】アスファルトが陥没 トラックのタイヤ沈む 下水道管の一部破損が判明 暑さも影響か…札幌市
札幌市北区新川の歩道で7月7日に起きたアスファルトの陥没。
9日の調査で、穴の下に下水道管があり、一部が破損していたことが分かりました。
【なぜ陥没した?】
今回の調査では、下水道管の破損が見つかりました。
室蘭工業大学の木幡教授によりますと、何らかの原因で破損した下水道管に土砂が流れ込み、空洞ができる。
その空洞に土砂が流れ込むのを繰り返し、アスファルトの真下まで達していた。
そこに厳しい暑さでアスファルトが通常より柔らかくなり、タイヤの荷重も加わって陥没した可能性が高いということです。
一般的に、歩道のアスファルトの厚さは人の重さに耐えられる構造になっています。
今回は車の荷重が考えられるので、普段歩いているだけで足が埋まったり陥没したりする可能性は低いということです。
07/09(水) 16:26