ニュース

NEWS

泊原発再稼働に反対の声「原子力事業から撤退を」北海道電力の株主総会 安全対策の取り組み強調

北海道電力の株主総会が札幌市内で開かれています。

この夏にも正式合格が見込まれる泊原発3号機の再稼働について、一部の株主からは反対の声が挙がりました。

(市民団体)「泊原発の再稼働、反対」

市民団体が会場の前で原発反対を訴える中、北電の株主総会は午前10時から開かれています。

株主総会では、北電の斉藤晋社長が今後のビジョンについて株主に説明しました。

(北電 斎藤晋社長)「電気事業を変革させながら、安定供給の確保とエネルギー・脱炭素化の両立を進めていきます」

これに対し、一部の株主が「脱原発」を提案しました。

(株主)「泊原発の廃炉手続きを一刻も早く開始し、原子力事業からの撤退を決断すべきです」

北電は、電力需要の増加を見越した安定供給を確保するためには泊原発の早期再稼働が必要だとして、安全対策の取り組みを強調しました。

06/26(木) 12:21

ニュース