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「200円台もあり得る」ガソリン価格高騰に不安の声 あすの“大幅値上げ”を前に客が続々来店

アメリカとイスラエルによるイラン攻撃により、中東情勢が不安定となっている影響で、ガソリン価格の値上げが続いています。

先行きを心配する声が聞こえてきました。

札幌市西区のガソリンスタンドです。

(山岡記者)「こちらのガソリンスタンド、駆け込みで給油する客の姿が多く見られます」

3月11日に発表された道内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり162.4円。

前の週と比べてまた2円ほど高くなりましたがー

(中和石油 小原隆宏本部長)「(あすから)25円ほどの値上がりが予想されています。過去にない価格なので私たちも不安で翻弄されている」

12日からはさらに値上がり、187円となります。

店ではSNSを通して値上げを事前告知したこともあり、朝から絶え間なく客が訪れていました。

(利用客)「(値上げは)恐ろしいですね。(ガソリンの価格が)高くなってしまうと色んな経費の部分が高くなって、今後の経営的にも心配」

(利用客)「あまり量が減っているわけではないですけど、先に先に。中東の事情が緊迫しているので入れるようにしている」

道内の各石油会社はSTVの取材に対して、12日以降24円から30円ほど値上げを実施すると回答していて、家計に大きな負担となりそうです。

(中和石油 小原隆宏本部長)「(石油が輸送される)ホルムズ海峡が封鎖されている以上はガソリンの供給が滞ってしまうので、(今後)200円台のガソリンというのはありえると予測している」

アメリカとイスラエルによって行われたイランへの軍事作戦で、イランは周辺諸国への報復に乗り出していて、原油輸送の重要拠点である「ホルムズ海峡」を事実上封鎖しました。

この影響でガソリン価格が高騰しています。

札幌市内でペルシャ絨毯を販売するイラン国籍のホセインさんです。

祖国で暮らす家族の身を案じています。

(モハマッド ホセイニ ホセインさん)「最後に電話したのは2月22日だったんですけど、お母さんと他の兄弟。(いまは)電話もネットも繋がらない状態。きょうで(繋がらなくなって)10日経っているんですけど、まだ連絡がとれなくてすごい不安で心配」

36年前、イラン政府による弾圧に不信感を抱き、日本にやってきたホセインさん。

アメリカとイスラエルによる軍事作戦で現地の生活が変わることを期待しています。

(モハマッド ホセイニ ホセインさん)「(アメリカには)感謝しています。イスラエルにも感謝しています。イランを助けてくれるということで。戦争としてはやっぱり早く終わってほしいです」

混迷する中東情勢。

先行きが不透明な中、道内にも影響が出ています。

03/11(水) 16:25

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