出発合図を受けずに特急発車 非常停止するもその後も報告せず 運転士が車掌に指示 JR北海道
JR北海道は、2025年4月20日に函館線森駅で、特急「北斗9号」の運転士が車掌からの出発合図を受けずに列車を発車させたと発表しました。
JR北海道によりますと、運転士は本来、車掌からの出発合図を受けて発車すべきところ、乗降ドアが閉じた際に点灯する表示灯のみを確認し、車掌からの出発合図を受けずに発車させました。
車掌はただちに非常ブレーキを扱い、約1メートル移動後に停止したということです。
運転再開後に運転士から車掌に、このことを報告しない旨を伝え、そのまま乗務を終了しましたが、ホームにいた別の運転士からの報告で判明したということです。
乗客と乗務員にけがはありませんでした。
JR北海道は「ご不安な思いをおかけしましたことをお詫び申し上げます」とコメントしています。
04/23(水) 18:14