北海道に交通死亡事故多発警報 死者数は前年比11人増…全国で3番目 交差点での取り締まりも強化

2025年9月21日から始まる秋の全国交通安全運動を前に、北海道釧路市では出動式が行われました。
式には地元自治体や幼稚園児らも参加し、北海道警察釧路方面本部の田崎仁史本部長が「夕暮れ時に車と歩行者の事故多発が懸念される」と訴えました。
道内では石狩管内で死亡事故が相次いでいて、北海道は交通死亡事故多発警報を発令しました。
2025年に亡くなった人は、9月18日現在、2023年の同じ時期と比べ11人増え88人と、東京都と神奈川県に次いで全国で3番目に多くなっています。
警察は速度違反のほか、信号無視や一時不停止、横断歩道での歩行者妨害など、交差点での違反について取り締まりを強化する方針です。
これから夕方は、西日が眩しく視界が悪くなり、帰宅時間とも重なるため、歩行者にも注意してほしいと呼びかけています。
09/19(金) 14:00