同じように繰り返す可能性 小規模な噴火でも…噴石注意 警戒レベルは「2」継続 北海道十勝岳
7月22日午前、十勝岳が噴火する瞬間をとらえた映像です。
黒い噴煙がもくもくと上がっています。
別の角度からは輪郭がはっきりと捉えられていました。
(渡辺カメラマン)「火口からは噴煙が立ち上っている様子が確認できます」
札幌管区気象台によりますと、十勝岳は午前11時7分に噴火しました。
噴火は2004年以来22年ぶりで、現在、火口周辺1.5キロへの立ち入りなどが規制されています。
火口から近い上富良野町の温泉地ではー
(佐野カメラマン)「普段であれば3キロ以上先に十勝岳が見えるのですが、音やにおいなどの異常は感じられません」
近くの温泉施設では、実際に噴火の瞬間を見たという人もいました。
(従業員)「だいぶ上まで上がったものですけどね。黒い煙が」
取材中、お客さんなどから何度も心配する電話がかかってきました。
(従業員)「問い合わせは結構来ていますね。大丈夫?っていう」
十勝岳では火山活動が高まっていて、6月18日にはごく小規模な噴火が起こる可能性があるとして、気象庁は噴火警戒レベルを「1」から「2」に引き上げていました。
道庁では22日、大学教授など専門家が集まり、火山防災に関する連絡会議が開かれ、22日の噴火についても見通しなどが話し合われました。
(北海道大学 青山裕教授)「想定範囲内の小規模な噴火。同じようなことを繰り返す可能性があるかもしれません」
十勝岳の今後について、専門家はこう強調します。
(北海道大学 青山裕教授)「小さい噴火だからといって大丈夫だとは思わずに、小さい噴火が起こっているのであれば、山の情報に注意を向けてほしい」
気象台は、噴火に伴い風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるとして注意を呼びかけています。
07/22(水) 18:27
