搬送数は過去10年間で最多 ”隠れアイスバーン”に注意「スケート選手になった気分」札幌市
強い寒気が流れ込んだ影響で、12月22日は各地で冷え込みが強まっています。
札幌では凍結した路面に雪が積もる「隠れアイスバーン」となっていて、歩道などで転倒してこれまでに36人が搬送されています。
強い寒気が流れ込んだ影響で各地で強い冷え込みとなった道内。
21日の季節外れの暖かさとは一転、午後3時までの最低気温が氷点下3℃まで下がった札幌では、路面がつるつるに凍り、足を取られながら歩く人の姿が見られました。
(長南記者)「きょうの路面はこのように一見ふつうの雪道に見えるが、雪をはらいのけると氷が出てきて滑るんです」
札幌市北区の歩道では硬い氷の上に雪が薄く降り積もっているため、ところどころ「隠れアイスバーン」となっていました。
(札幌市民)「見えないところがつるつるしているので、本当に気を付けなければと」
(札幌市民)「きのうフィギュアスケートをテレビで見ていて、きょうはスケート選手になった気分で歩いていた」
札幌市消防局によりますと、22日午後3時までに、雪道で転倒して36人が搬送されました。
今シーズンの搬送数はこれで670人となっていて、同時期では過去10年間で最多となっています。
23日も札幌で最高気温が1℃予想になるなど、全道的に気温は上がらない見込みで、引き続き路面の凍結に注意が必要です。
12/22(月) 17:16