橋脚が死角に…危険な交差点 車も人も“通行量多い”場所「意識しているかで運転に大きな差」北海道
2025年に北海道内で事故が多く発生した「危険な交差点」が発表されました。
現場を取材してみると、危険を招くある特徴が見えてきました。
(西郷記者)「札幌新道から新川通に向けて右折をしようとしていますが、右折待ちをしている車、そして札樽道を支える橋脚が死角となって、直進してくる車がかなり見えづらくなっています」
札幌市西区八軒10条の交差点です。
ここは日本損害保険協会が発表した「危険な交差点」ランキングの道内ワースト1位になりました。
この交差点では8月7日にも、乗用車が札樽道の橋脚に衝突し、運転手の男性が死亡するなど事故が多発しています。
2025年に発生した事故は14件、全国でもワースト5位です。
(日本損害保険協会 川田晃久さん)「見てわかる通り、右折車線が2車線ある。内側をまわっていこうとする車にとっては、外側を走る車両が死角をつくってしまう。前の車につられて動き出してしまうと、その車自体の安全確認がおろそかになっていますので、事故を起こす可能性が大きくなる」
ワースト2位に選ばれた札幌市北区34条の交差点ではー
(西郷記者)「交通量の多い交差点で、右左折時の事故が多発しているといいます。曲がった先には横断歩道があり、歩行者に注意が必要です」
(西郷記者)「交通量は時間帯問わず多い?」
(歩行者)「多いですね。距離があるので渡っている間に、お年寄りの方とか来ている間に、前の車より見えないから行ってしまう」
信号待ちが長く、先を急ぐあまり安全確認が不十分なまま右左折する車が多いことが、事故の多発につながっています。
2026年のランキングを見ると、ワースト1位から4位までがすべて札幌新道沿いにある交差点です。
(日本損害保険協会 川田晃久さん)「やはり幹線道路というのは車の通行量も多くなる。交差点になると人や自転車の通行量も多く、安全確認をする情報量が多くなる」
さらに、ワースト3位の交差点にはこんな問題点もー
(西郷記者)「手前の信号は青、奥の信号は赤です。しかしよく見ると、直進の矢印信号が出ています。これはちょっと分かりにくいですね」
(西郷記者)「この信号どうですか?」
(タクシー運転手)「いや見づらいですね、矢印」
時間帯によっては逆光で矢印信号が見えづらくなるといいます。
交差点の形状が複雑なことも、事故が多い理由のひとつです。
(日本損害保険協会 川田晃久さん)「ここは危険な交差点だなと分かって、それを意識しているかしていないかで運転に大きく差が出てくる」
身近なところにある危険な交差点。
事故を防ぐには、ドライバーと歩行者が細心の注意を払う必要があります。
