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1年半ぶり…4000品目超が値上げ「多く買って冷凍」「安い時にまとめ買い」節約術を聞く!

2025年も値上げの春となり、すっかり節約生活が浸透しつつありますが、取材してみるとみなさんさまざまな工夫で乗り切っていました。

(宮永アナウンサー)「新年度がスタートしました。しかし、この春も値上げの春となっていますよね。中でも痛いのはこのような食料品の値上げです。私もスーパーに行く時にはできるだけ無駄遣いはしないようにしていますが、みなさんはどんな工夫をしていますか?」

『4000品目以上が値上げした4月 あなたの“食費”節約術は?』

(宮永アナウンサー)「いろいろなものが値上がりしていますが、特に食品、普段の買い物で実感することはありますか?」

(群馬県から帰省)「まだ子どもたちが食べ盛りなので、お弁当が必要なことも多くて」

(宮永アナウンサー)「実感として(食費は)何割増しに?」

(群馬県から帰省)「2割くらいは上がっちゃったんじゃないかと…。いつもいただいていた食費分ではちょっと足りないので、夫に「足りません」って言っている。きょうは特売ですよ、という時に多く買って冷凍しておくとか、前までは使わなかったけど冷凍食品の業務用とかを使っている」

(札幌市在住)「ネットとかも利用して、安い時にまとめて買うようにして工夫している」

(宮永アナウンサー)「趣味などの費用を減らすことは?」

(札幌市在住)「なるべくそっち(趣味の品)の圧迫をしないように、普段かかる食費や生活費を抑えるようにしている」

(宮永アナウンサー)「食費節約の工夫は?」

(旭川市在住)「チョコレートとかを買わないとか、いままで買っていたものはちょっと抑えている」

(札幌市在住)「レタスやブロッコリーとか高いものはあまり買わないようにしたりとか。冷凍のブロッコリーとか売っているので、それを(弁当に)入れたりしています」

まとめ買いをしたり、買うもの自体を変えて食費の節約をしている方もいました。

帝国データバンクによりますと、4月の飲食料品の値上げは4225品目にのぼり、4000品目を超えるのは1年半ぶりです。

また、総務省の家計調査によると、1年間の支出のうち食費の割合を示す「エンゲル係数」は28.3パーセントで、43年ぶりの高水準になりました。

値上げによって家計を圧迫する食費。

メニューを工夫して家計をやりくりしている方もいました。

(旭川市在住)「カレーはタマネギやジャガイモとか使う材料が決まっているので、タマネギとジャガイモが使えるような(他の)料理をたくさん作っている。豚汁や野菜炒め、マッシュポテトみたいなのを作っている」

(札幌市在住)「外食を抑えていても家で食べることが多いので」

(宮永アナウンサー)「多くなってしまったメニューは?」

(札幌市在住)「コメがなかなか買えなかったのもあるので、ご飯じゃないメニュー、例えば麺ものが増えたりして、(家族から)「ご飯が食べたいね」みたいな話はある」

(宮永アナウンサー)「メニューの工夫は?」

(札幌市在住)「(食材を)3種類よりは2種類で作れる料理にしようとか。安い時に買った鶏もも肉と卵を使って丼ものにして、昼と夜とか次の日も使えるような料理を作っています」

飲食料品は夏にかけて、まだ値上がりが続く見込みです。

みなさんはどんな工夫をして家計をやりくりしていますか?

04/08(火) 15:02

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