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行政指導受けて…違法な杭を撤去 三笠市のメガソーラー建設予定地

空知の三笠市にあるメガソーラー建設予定地で違法に杭が放置されていた問題で行政指導を受けた事業者が杭を撤去していたことがわかりました。

( 長野記者)「三笠市のメガソーラー建設予定地です。現在ショベルが土を掘り起こし、違法に設置された杭を探している」

三笠市川内の農地でおととい

「いまワイヤーで吊り上げられて1本の杭が出てきました」

杭の長さは3メートルほど。

ここはカナダ資本の東京の会社がメガソーラーの建設を計画している予定地です。

事業者が近隣の住民に渡した資料によると、広さはおよそ80ヘクタールで、来年5月から工事を始めるとしています。

しかし、先月見つかったのが〝違法工作物〝とされた杭です。農地で農業用以外のものを設置する場合には道や市の許可が必要ですが、この事業者は許可を受けていませんでした。

杭は地盤調査のために使われたもので、農地内7か所に残されていました。

道から行政指導を受けた事業者は「違法性の認識はなかった」と撤去に応じたということです。

( 近隣住民)「ルールを守らない業者だということが分かってしまったので、まず勝手に(工事を)進めるなですね、進めないでほしい」

市は、まだ計画の概要を事業者から受け取っていないということで、「今後の動きによって対応を検討する」としています。

12/22(月) 07:16

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