王位戦第3局午後のおやつ 両者ともパフェを選択! 藤井七冠は道内産フルーツ使用の一品 北海道
将棋の王位戦・第3局が北海道千歳市で始まりました。
6連覇を狙う藤井聡太七冠に永瀬拓矢九段が挑戦しています。
勝負の行方も気になりますが、対局の合間の「おやつ」そして注目の「勝負めし」はいったい何が選ばれたのでしょうか。
決戦の舞台は新千歳空港内のホテル「ポルトムインターナショナル北海道」。
先に入室したのは挑戦者・永瀬拓矢九段。
そのおよそ4分後、白の羽織姿で藤井聡太七冠が現れました。
先手はここまで2連敗中の永瀬九段。
巻き返すことができるのか。
それとも、藤井七冠が3連勝で王位戦6連覇に王手をかけるのか。
対局の行方とともに注目されるのが、おやつです。
午前中に藤井七冠が選んだのは、プリン専門店の「ご馳走プリンプレミアム」とアップルジュースでした。
一方、永瀬九段はフルーツの盛り合わせと北海道牛乳カステラ、ホットティーを注文しました。
藤井七冠が選んだプリンは、卵や牛乳など素材の良さを存分に生かしたおやつです。
このプリンを販売している新千歳空港内の店舗を訪ねてみるとー
すでに多くの将棋ファンが訪れていました。
(記者)「どちらから来たんですか?」
(東京から来た人)「東京から。聡太先生プリン好きなので。このプリンだけは予想していたんです」
(苫小牧から来た人)「一生懸命がんばって勝利を勝ち取ってください。応援しています」
藤井七冠がおやつに選んだことを受け、店では急きょプリンを普段に比べおよそ5倍の量を用意して対応しています。
(サンタクリーム 松尾年展社長)「いろいろ緊張なされていたり、難しい局面もあると思いますが、すべてを包んでくれるような味だと信じていますので、ぜひ応援しています」
「おやつ」の次は「勝負めし」が気になるところ。
海鮮好きの藤井七冠が選んだのは、京都の老舗料亭が手掛けた「手毬御膳」。
寿都産のブリのみぞれ焼きや道産ヒラメとマグロのお造りなど、北海道の恵みが堪能できます。
(吉岡記者)「歯ごたえ、食感がたまらないですね。対局で疲れた頭もリフレッシュできそうですね」
(京都 下鴨茶寮 北のはなれ 横山健二料理長)「選んでいただいて大変光栄だと思っています。おいしいものを食べてその力を糧に頑張ってほしいなと思います」
そして午後のおやつはー
藤井七冠が弟子屈町のマンゴーや安平町のパッションフルーツを使ったパフェを。
永瀬九段は栗山町のイチゴがみずみずしい「いちごパフェ」を注文したということです。
おやつと勝負めしでエネルギーを充填した藤井七冠と永瀬九段。
「王位戦」第3局は30日午前9時に再開され、夜までに決着する見通しです。
【午後のおやつ】
注目の「おやつ」ですが、藤井聡太七冠が午後3時のおやつに選んだのは、弟子屈町産のマンゴー使ったフルーツパフェです。
マンゴーのシャーベットに安平町産のパッションフルーツも味わえるパフェとのことです。
一方、永瀬拓矢九段は栗山町産のイチゴを使ったフルーツパフェを選びました。
【勝負めし】
昼の勝負めしですが、海鮮好きの藤井七冠は、寿都町産の「ブリのみぞれ焼き」、道産ヒラメとマグロのお造りなど北海道の恵みが詰まった「手毬御膳」。
永瀬九段は、彩押し寿司と冷たい蕎麦のセット、さらに、サーモンとホタテのタルタル仕立てを召し上がったということです。
果たして勝負の行方はどうなるのか。
千歳での「王位戦」第3局は30日午前9時に再開されます。