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札幌市西区西野の住宅街そばで親子グマか?住人が2頭のクマを撮影 くるみの木多数…警戒強める

2025年9月21日午前8時すぎ、北海道札幌市西区西野10条9丁目付近でクマ2頭が草地を歩いているのを付近の住民が見つけ、「家から目測200メートル先くらいにクマ2頭がいる」と、警察に通報しました。

クマはそれぞれ体長およそ1.5メートルと1メートルほどで、親子とみられています。

目撃した住民によりますと、当初は現場をうろつき、子グマは立ち上がりじっと見てくることもありましたが、じきに山側の方へ立ち去ったということです。

また、ここからおよそ500メートルほど離れた札幌市西区西野9条9丁目の市道では、20日午後10時55分ごろ、車で走行中の通行人が右から道路を横断するクマ2頭を目撃しました。

2頭のクマはすぐに山の方へ立ち去ったということです。

21日朝から札幌市の職員が現場を見回り、痕跡を確認しました。

札幌市でクマ対策を担当する職員・藤井将さんは「けさ(21日)の目撃について調査したところ、サイズは分からないがヒグマのものと思われる足跡は発見できた。くるみの木が数多くあるので、引き続き注意して警戒したい」と話しています。

いずれの現場も住宅街からすぐそばにあり、相次ぐ目撃に警察や市の職員らが警戒を強めています。

09/21(日) 16:08

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