線路上に置き忘れ…貨物列車と接触 1日2件…強化型保安監査体制のなか事故相次ぐ JR北海道
JR北海道は、作業用の器具などが線路上に置き忘れられ、運行中の貨物列車に接触した事故が、6月25日に2件発生したと明らかにしました。
この事故によるけが人はいません。
事故がおきたのは千歳線新札幌駅構内で、25日午前1時45分ごろ、工事を請け負っていた会社が、線路上に支障物がないか確認するための器具を線路上に置き忘れ、その後、貨物列車が通過した際に接触したということです。
また、午前10時50分ごろには、函館線の七飯駅から新函館北斗駅の間の線路付近に、木の伐採作業で使用した工具のバッテリーケースを委託した会社が置き忘れ、貨物列車と衝突したということです。
いずれの事故もけが人はおらず、列車の運行に支障はなかったということです。
JR北海道は「北海道運輸局による強化型保安監査体制の中、このような事象を発生しさせてしまいお詫びいたします」とコメントし、再発防止策を講じるとしています。
06/25(水) 17:21