浴槽内で食事!? 道南にできた驚きスポット! 銭湯オーナーの古民家を改装して完成 北海道八雲町
今週は「わが町の寄り道スポット」と題して、北海道内各地の思わず足を運びたくなるスポットを紹介します。
きょうは100年以上の歴史をもつ銭湯を改修したカフェとゲストハウスです。
「ゆ」と書かれた暖簾にー
お客さんが食事するこの場所はというとー
(東海林記者)「浴槽で食べるのは不思議な気分ですね」
2018年に八雲町にオープンしたこちらのカフェ。
もともとは銭湯だったんです!
八雲町で大正時代から地元の人に愛されてきた銭湯・草津湯。
20年ほど前に廃業したあと、障がい者の就労を支援するNPO法人が改修し、およそ7年前、カフェSENTOをオープンしました。
(NPO法人やくも元気村 赤井義大事務局長)「少子高齢化でその流れは止められなくて、止めなくていいと思うんですけど、その中でできることは人を呼び込むことはできるかな、場所づくり・拠点づくりをしたかった」
銭湯の湯舟を活用したユニークな席で楽しめるのは、地元の食材などを使ったメニューの数々です。
こちらは、八雲町のじゃがいもにデミグラスソースとチーズをたっぷりかけたカナダ料理。
(東海林記者)「八雲町産のじゃがいも、ほくほくしています。チーズとソースとからんでとてもおいしいです」
そして、カフェにはゲストハウスが隣接しています。
こちらは銭湯のオーナーが暮らしていた古民家を改修しました。
相部屋や個室を完備したゲストハウスの室内には、八雲町発祥の木彫りクマが飾られていて、歴史を感じるとともに落ち着くことができると、国内外の旅人を魅了してきました。
(NPO法人やくも元気村 赤井義大事務局長)「ただ人が泊まるというよりも、来た人と地域の人が交わってなにか新しいものが生まれる、化学反応が生まれる仕組みを作りたい」
八雲町の新たな観光名所としてますます人気を集めるカフェとゲストハウス。
八雲町の魅力を感じながらゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。