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寝ていた女性客がバス車内に約1時間置き去り 警察の指示で非常ドアを開け救出 北海道北見バス

北海道北見バスが運行する都市間バス「ドリーミントオホーツク号」で2024年12月16日、バスの中に乗客の女性1人が取り残される事案が発生していたことが分かりました。

北見バスによりますと、女性が乗車していたドリーミントオホーツク号は、2024年12月15日午後7時20分に札幌駅を出発し、16日午前0時20分ごろ北見バスターミナルにほぼ定刻で到着しました。

このバスは終点の北見バスターミナルまで乗客が複数人乗っていて、他の客は全員降車しましたが、女性は寝ていて到着に気が付かなかったということです。

乗っていた乗務員2人がバス車内後方の確認を怠り、寝ている女性を乗せたまま車庫に入庫しました。

バス到着から約30分後に目が覚めた女性が置き去りになっていることに気が付き、北見バスへ電話しましたがつながらず、その後、警察へ通報。

警察からも北見バスへ連絡しましたがつながらず、駆け付けた警察官の指示のもと女性がバス後方にある非常ドアを開け、北見バスターミナル到着から約1時間後の午前1時30分ごろ救出されました。

女性にけがはありません。

北見バスは、始発バスの乗務員などが16日午前4時ごろ出社した際に事態を把握し、同日中に北見運輸支局へ改善報告などを提出しています。

今後は警察や消防へ、24時間つながる緊急連絡先の共有を徹底するなど、再発防止に努めていくということです。

05/14(水) 23:12

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