工事現場宿舎の食堂で作業員32人が食中毒 原因はウエルシュ菌と断定 北海道長万部町

北海道八雲保健所は2025年4月21日、長万部町の工事現場宿舎の食堂で食事をした作業員87人のうち、10代から70代の男性32人が食中毒を発症したと発表しました。
32人には下痢の症状があり、そのうち7人が通院しましたが、入院したり重症化したりした人はいませんでした。
現在、全員が回復に向かっているということです。
原因となったのは14日に調理・提供された食事で、有症者や調理従事者の便からウエルシュ菌が検出されたことから、保健所は21日、ウエルシュ菌による食中毒と断定しました。
食材やメニューは特定できていません。
食事を提供していたジャパンフード株式会社は15日の夕食から食事の提供を自粛していましたが、保健所はこの会社に、21日から2日間の営業停止を命じたほか、施設の清掃、消毒の徹底などを指示しています。
04/22(火) 06:21