７月２０日に投開票が行われた参議院選挙。

現職が強さを発揮した一方、３議席目の決着は２１日未明までもつれる大接戦となりました。

（高橋はるみさん）「おはようございます」

２１日午後、札幌の事務所に颯爽と現れた自民党の高橋はるみさん。

すっきりした表情のワケはー

（高橋はるみさん）「全部終わってうちに帰ったら寝ました。ゆっくり寝ましたので疲れはとれたと思っています」

勝負が決まったのは２０日午後８時ごろ。

投票が締め切られたのとほぼ同時でした。

前回から３０万票ほど減らしましたが、およそ５５万票を獲得してトップ当選。

（高橋はるみさん）「北海道の課題をしっかり解決する決意が強くなったんですが、今回の選挙結果を踏まえての各党間の政治情勢もしっかり見極めていかなければならない」

立憲民主党の勝部賢志さんにも、吉報はすぐに届きました。

笑顔で姿を見せ、支援者とがっちり握手。

日焼けした表情も和らぎます。

（勝部賢志さん）「たくさん花束をいただきまして、本当にありがたかったですね」

喜びから一夜が明け、選挙戦を振り返る勝部さん。

（勝部賢志さん）「拮抗した状況だったので、その中で５０万票得票をいただいたのは、私は十分な得票をいただいたと思っている。急務なのは物価高対策で、地域のひとりひとりの暮らしを支えるということなので、山積しているので課題が。どれも猶予はない」

一方、自民党・岩本剛人さんの陣営はー

（青柳記者）「午前２時３０分です。事務所が当確の報道に湧いています」

待ちわびていた当確の一報が。

日に焼けた顔で満面の笑みを浮かべました。

（岩本剛人さん）「大変な選挙でしたね。経済対策、一次産業も含めてそういうところをしっかり補正予算案や政策を議論して実行できれば」

与野党の現職３人が、１２人が乱立した大激戦を制しました。