メガソーラー建設で森林法違反の発覚うけ…過去3年間の森林伐採届け約1200件を調査 北海道
北海道・釧路湿原周辺で行われている、メガソーラー建設にかかわる開発行為で、森林法違反が発覚したことを受けて、鈴木知事は、過去3年間森林伐採の届け出があった1200件について調査していると明らかにしました。
(鈴木知事)「北海道の貴重な財産である森林が失われたことは大変遺憾。事業者が指導に従わない場合、中止命令を発出するなど厳正に対処してまいります」
釧路湿原周辺の釧路市北斗で進められているメガソーラーの建設工事では、事業者が必要な許可を得ずに森林開発を行っていたことが発覚していて、道は9月2日、工事の中止を勧告しています。
これを受けて鈴木知事は、過去3年間で森林伐採の届け出があったおよそ1200件について、同様の違反がないか調査していることを明らかにしました。
(鈴木知事)「届け出と実態がどうなっているのかについて、鋭意取り組みを進めています」
また、土地所有など利用実態を含めた情報を把握できるデータベースの整備などを、国に要望しているということです。
09/05(金) 17:24