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条例では限界…法整備求める 環境相は前向きな姿勢 釧路市長が東京で面会 太陽光発電施設の開発問題

北海道釧路市の鶴間市長が浅尾環境相と面会し、釧路湿原周辺で相次ぐメガソーラー開発の現状について改めて、設置を規制できる国の法整備を要望しました。

釧路市の鶴間市長は9月19日午後5時ごろ、道内の国会議員らと共に東京で浅尾環境相と面会しました。

釧路湿原周辺では太陽光発電施設の開発が相次いでいて、釧路市北斗の工事現場では森林法違反の発覚や希少生物への影響が懸念されています。

釧路市では9月17日、太陽光発電施設の設置を市長の許可制とする条例が可決されました。

しかし、鶴間市長は条例だけでは規制に限界があるとして、国の法整備を求めています。

(鶴間秀典市長)「規制区域を市町村ごとに設定できるような法整備を全太陽光パネルについて適用できるようにお願いした」

浅尾環境相は「地域との共生が図られない太陽光発電の建設については抑制すべき」と、今後の法整備に前向きな姿勢をみせています。

09/19(金) 18:47

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