畑に顔を突っ込む1頭のクマ スイカ15個食い荒らす 連日続く食害に…「残念」 札幌でも目撃相次ぐ
北海道内ではクマによる食害などが続いています。
道南・江差町の畑では新たにスイカ15個ほどが食い荒らされ、STVが設置したカメラにクマの姿が映っていました。
また、札幌でもクマの目撃が相次ぎ、公園が閉鎖されています。
8月17日午後10時20分ごろ、画面の右側から現れた1頭のクマ。
畑に顔を突っ込むと、あっという間に丸いものをくわえてそのまま立ち去りました。
被害があったのは江差町南浜町の家庭菜園です。
前日もクマによる食害があったため、ハンターが警戒に当たっていたところ、午前5時50分ごろ、畑のスイカ15個ほどが食い荒らされているのを発見し、町に通報しました。
(被害にあった住民)「きのう片付けてとは言われたんだけれども、ただ廃棄するだけのを片付けるんだったらすぐは来ないかなと思って。残念以外の何ものもない」
警察によりますと、近くの畑ではコンポストが破壊されていたほか、幅20センチほどのクマの足跡も見つかるなど、あわせて3か所でクマの痕跡が確認されたということです。
一方、札幌市豊平区の西岡公園では17日午前8時ごろ、男性がクマ1頭を目撃したほか、10分後には別の人が体長1メートルほどのクマ1頭を目撃しました。
また、女性2人が公園内で「獣と思われる鳴き声を聞いた」ということです。
札幌市は17日から9月1日までの予定で西岡公園を臨時閉鎖し、クマへの警戒を続けています。
08/18(月) 16:23