札幌中1女子生徒いじめ訴訟「和解成立」札幌市“いじめ防止措置が不十分”認める 6000万円支払い
札幌市内の中学1年生の女子生徒がいじめを受け、2021年に自殺した問題で、市が遺族側に6000万円支払うことで和解が成立しました。
札幌地裁に訴えを起こしていたのは、いじめを受け2021年に自殺した、中学1年生の女子生徒の両親です。
女子生徒は小学5年生のころからいじめの被害を訴えていたにも関わらず、学校の教員らがいじめの防止措置を怠り、自宅で自殺したとして、両親が札幌市に対し、およそ6500万円の損害賠償を求めていました。
これまで札幌地裁は和解案を示していましたが、市がいじめの防止措置を不十分だったと認め、遺族側に6000万円を支払うことで、和解が成立したということです。
市は「和解が成立しましたが、引き続き、いじめの防止に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。
07/01(火) 19:15