新幹線運転中に意識低下「ぼーっとしていた」青函トンネルで大幅減速 9年前にも…JR北海道
北海道新幹線の40代の運転士が9月、運転中に意識が低下し、一時的に操作ができなくなっていたことが分かりました。
この運転士は9年前にも同様の事象を起こしていたということです。
9月30日午後11時ごろ、東京発新函館北斗行きの北海道新幹線が、青函トンネル内で大幅に減速しました。
40代の運転士は何らかの理由で意識レベルが低下し、異変に気付いた車掌からの車内電話の音で意識を回復して運転を続けたということです。
事前の検査では体調は良好で、アルコールの摂取や薬の服用はなく、社内調査に対し運転士は「一時的にぼーっとしていた」と話しています。
JR北海道によりますと、この運転士は2016年にも同様の事象を起こしていて、「再発防止のため指導を徹底し、今後厳正に対処したい」としています。
10/09(木) 11:48