北海道内“線状降水帯”の爪痕大きく 家の中の泥を掃き出すなど後片付けに追われる 気象台調査も
道内初となる「線状降水帯」がきょう未明に発生し、床上まで冠水した住宅では後片付けに追われました
(武田記者)「厚内川にかかる橋です。大量の流木がせきとめられてしまっています。そしてこちら橋自体が陥没しているのが分かります」
24時間降水量が観測史上1位を記録した十勝の浦幌町です。
橋が壊れたほか、住宅では床上まで浸水し、泥だらけになった家の中の後片付けに追われていました。
(住民)「いやーびっくりした」
きょう午前3時すぎ、道内で初めて釧路地方や十勝地方で「線状降水帯」が発生し、浦幌町のほか道東の白糠町で24時間降水量が観測史上1位を記録しました。
また、新ひだか町では住宅など8棟の屋根や外壁が壊れる被害が発生。
突風なのか竜巻なのか気象台の職員が調査にまわりました。
割れた窓ガラスを踏んで2歳の男の子と女性が軽傷を負ったということです。
道内ではこれまでに降った雨の影響で地盤が緩んでいる可能性もあり、土砂災害や河川の増水などに引き続き注意が必要です。
09/21(日) 21:10