「わ」ナンバー目立つ観光地 レンタカー店の外国人対策 “違反行為”はイラストで紹介 北海道
夏の観光シーズンを迎える中、外国人によるレンタカーの事故があとを絶ちません。
交通ルールの周知が課題となる一方、インバウンドに人気のエリアでは対策も進んでいます。
エメラルドグリーンの水面に木の影が映りこむ神秘的な景色。
北海道美瑛町の「青い池」です。
(佐野カメラマン)「青い池はきょうも海外の方など多くの人でにぎわっています」
夏の観光シーズンを迎え、美しい景色を写真におさめようと、観光客で大混雑となっていました。
(フィリピンから来た人)「フィリピンから来ました。素晴らしい!」
(イギリスから来た人)「青い池は非常に透き通った青で、思ったよりは小さいね」
駐車場を見てみると、「わ」ナンバーのレンタカーが目立ちます。
中には外国人が運転することを示すステッカーもー
富良野市のレンタカー店です。
外国人の利用が多いというこの店では、掲示物にも外国語が目立ちます。
(山岡記者)「このレンタカー店では、日本の交通ルールを4か国語に訳したガイドブックを作成しています」
外国の人でもわかりやすいよう、店が作ったオリジナルのガイドブックも用意されていました。
違反行為についてイラストもふんだんに取り入れられています。
背景には外国人による交通事故があとを絶たない現状があります。
つい先週も外国人ドライバーによる事故がありました。
7月16日、上富良野町のJR富良野線の踏切で、外国籍の男女5人が乗ったレンタカーと列車が衝突し、病院に搬送されました。
2023年にも外国籍の家族4人が乗ったレンタカーとダンプカーの事故で、乳児と母親が死亡する事故が起きています。
台湾から来た家族です。
真剣な表情で車の装備を確認していました。
海外ドライバーに日本の道路はどう映るのでしょうか。
同乗させてもらうとー
(山岡記者)「台湾では右側通行ですか?左側通行ですか?」
(台湾から来た人)「右側通行です」
(山岡記者)「左側通行はどうですか?」
(台湾から来た人)「(動作の前に)ちょっと考えてしまいます」
(台湾から来た人)「ガイドブックはわかりやすかった」
(台湾から来た人)「ちょっと心配だけど気を付けて行きます」
行政も対策を進めています。
止まれの標識の下にストップと英語で書かれていました。
上川管内では今年度、道の宿泊税を活用して英語を併記した道路標識の整備が始まりました。
道上川総合振興局ではこうした標識をおよそ30か所に設置する予定です。
多くの外国人観光客がやってくる道内。
日本の交通ルールを知ってもらう工夫と、その土地に不慣れなレンタカーには車間距離を保つなど、わたしたち道民の余裕を持った運転も大切です。
