「土地があれば積極的に…」札幌市がF2軍誘致に前向き「夢のある話」各自治体の動き活発化
北海道日本ハムファイターズが発表した2軍本拠地の道内移転について、札幌市の秋元市長は「土地があれば積極的に対応したい」と前向きに検討する考えを示しました。
ほかの候補地ではすでに誘致合戦が始まっています。
(秋元克広札幌市長)「札幌市として受け入れができる適当な土地があれば積極的に対応していきたい」
会見で札幌市の秋元市長は、ファイターズの2軍本拠地の移転について、前向きな姿勢を示しました。
(北海道日本ハムファイターズ 栗山英樹CBO)「育成をできる拠点をこの北海道に作らせてもらいたい」
新たな本拠地の構想として球団は、屋根のないメインスタジアムを中心に商業施設や宿泊施設の開業などを検討しています。
(秋元克広札幌市長)「新たなにぎわいづくりにはいろんな意味でプラスの効果がある」
球団によりますと、札幌市のほか北広島市・恵庭市・江別市・千歳市・苫小牧市の6つの自治体が移転先の候補となっています。
マチの発展につながると期待を寄せているのは、札幌の隣・江別市も同じです。
(後藤好人江別市長)「夢のある話。構想の中では5000席程度のスタジアムという話もあったので、経済効果は大きい」
ほかの自治体も動きだしています。
恵庭市では7月に商工会が期成会を立ち上げ、集まった署名はすでに4000人分を超えているといいます。
(署名した人)「来てほしいよね。こっちの方がいいの、あっちより」
(恵庭市ファイターズ誘致期成会 土谷秀樹会長)「より多くの人にファームが恵庭に来てほしいと思ってもらえるような活動をしていきたい」
早くも誘致合戦が始まったファイターズの2軍本拠地。
球団は2030年をめどに移転を目指すということで、今後さらに動きが活発化しそうです。
07/16(水) 06:31