【地震・津波】鈴木知事がコメント「カイロや防寒着を持って寒さ対策を」高台への避難呼びかけ
道は対策会議を開き、鈴木知事は高台への避難や寒さ対策を徹底するよう呼びかけました。
(北海道 鈴木知事)「昨日23時15分頃、青森県東北地震、震源とする地震が発生し、本道では、渡島東部で震度5強、石狩、空知、胆振、日高、十勝地方で震度5弱など観測をいたしました。その後、23時23分頃、太平洋沿岸中部に津波警報、太平洋沿岸西部及び太平洋沿岸東部に津波注意報が発令されました。道では直ちに災害対策連絡本部を立ち上げ、情報収集に当たっております。まずは、津波警報が出ている十勝管内、日高管内の太平洋沿岸にお住まいの方、市町村の避難指示に従い、安全な場所に避難をしていただくようお願いいたします。今後も警報が継続することが予想されます。外も寒い状況にありますので、カイロ、防寒着などで寒さから身を守る、そういった対応をとっていただく、寒さ対策に十分ご留意をいただきたいと思います」
(北海道 鈴木知事)「津波は第1波よりも、その後の第2波、第3波などが高くなることが十分想定されますので、警報が解除されるまでは、安全な場所で待機をしていただくことをお願い申し上げます。また、津波注意報が出ている地域にお住まいの皆さまも、決して海や川には近づかないようにお願いいたします」
(北海道 鈴木知事)「本日午前2時に、気象庁から北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されました。この情報は、日本海溝・千島海溝沿いで大きな先発地震が発生した後、さらに大きな後発地震が起きる可能性が平常時よりも高まっていると考えられますことから、今後1週間程度、後発地震への注意を促すためのものであります。今後の情報に注意をしていただければと思います。現在、会見が行われているところでございますので、この会見の内容を踏まえて、改めて道としても、道民の皆さまに対する周知・注意喚起など、対応していきたいと思っております」
(北海道 鈴木知事)「最後に、国・市町村・防災関係機関と緊密に連携をし、被害情報の収集、そして道民の皆さまへの情報発信を迅速、そして的確に行い、人命第一の方針のもとで、被害防止に全力で取り組むよう、改めて指示をさせていただきます。みなさん、よろしくお願い申し上げます」