クマによる食害が続いている北海道江差町で、また畑のスイカ３０個が食い荒らされる被害がありました。

町は箱わなを設置するなどして警戒を強めています。

スイカが食い荒らされていたのは、江差町柳崎町の住宅裏にある畑です。

８月１３日午前５時１５分ごろ、所有者の男性が畑に行ったところ、スイカ３０個が食い荒らされ、近くで足跡を発見しました。

足跡は幅１３センチで、クマのものとみられています。

（被害にあった人）「スイカ食べられたぐらいで済んでいるからあきらめるしかないんだけれども。人間に関わってくることになったらね。早く捕獲してほしいよね」

江差町では家庭菜園のスイカやトウモロコシが食い荒らされる被害が相次いでいて、クマに関する情報が８月だけで１０件寄せられています。

町は箱わなを設置するなどして警戒を強めているほか、道は江差町内に「ヒグマ注意報」を発出し、注意を呼びかけています。