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毒もつ外来種「バイカルハナウド」類似植物 北海道所有の施設では確認されず 公園施設など点検

【解説】“バイカルハナウド”の見分け方 世界で最も危険な植物の1つが札幌市内に…?

世界で最も危険な植物の1つとして知られる「バイカルハナウド」に類似した植物が、6月に札幌市内で見つかったことを受けて、道は7月4日から22日までの間、道立学校や公園施設、道路などで目視による点検を実施し、類似した植物は確認されなかったと公表しました。

札幌の北大構内や白石区では、猛毒の「バイカルハナウド」に似た植物が見つかっていて、調査の結果、「バイカルハナウド」とは特定できませんでしたが、同じように炎症などを引き起こす毒性物質を含む外来種であることが判明しました。

今回、道が点検を実施したのは、道立総合体育センター、知事公館、北海道博物館、近代美術館、道立学校(255施設)、道警施設(764施設)、公園施設(39施設)の計1973施設と、通行止め区間を除く道道全線(約1万1650キロ)、道が維持管理する全1538河川です。

点検の結果、類似した植物は確認されませんでしたが、道は今後、新たに類似した植物が確認された場合には情報提供や注意喚起を行うほか、直ちに立ち入り禁止および防除作業を実施する方針です。

07/28(月) 12:18

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