新たに自動車販売店の指定も 広がるクーリングシェルター 各地で気温上昇…どうする暑さ対策 北海道
最高気温32.8℃と今季一番の暑さとなった札幌。
大通公園で開催されているビアガーデンでは、暑さのなか大勢の人でにぎわっていました。
それもそのはず、ビールが飲みたくなる度合いを表すきょうの「ビール指数」は、最大の100でした。
(客)「やっぱり格別ですね。暑いときに飲む冷たいビールというのが一番おいしいと思っているので」
こちら7丁目会場の自慢は、ピザ窯で作った本格ピザ。
ただ、窯の前は“暑い”を通り越して“灼熱”です。
従業員の顔にも汗が滴ります。
(従業員)「きょうまじで暑いです。やばいっすね。地獄に行ったらこんな感じなんだろうなと」
暑さをしのぐため扇風機を稼働させ、十分な水分補給をとりながら“熱い”戦いを続けています。
(従業員)「水を飲んだり風で休んだりしています。お客さまが笑顔で食べてくれるなら幸せですね」
7日の道内は南からの暖気やフェーン現象の影響で各地で気温が上昇していました。
津別では36.9℃、遠軽では36.7℃、生田原で36.3℃を観測するなど8地点で猛暑日に。
網走・北見・紋別地方では2026年で道内初の熱中症警戒アラートが出ています。
猛暑日となった北見にも“熱い”戦いをしている人がー
北見市にあるラーメン店です。
真っ赤な炎を前に、鍋を振る店主。
調理場の温度はおよそ40℃にまで上がっていました。
(麺屋はる吉 辺春良次さん)「めちゃくちゃ暑いですが、20年やってきているので慣れています。体調管理だけは気をつけてやっています」
外は厳しい暑さですが、熱々のラーメンを求める客足は途絶えません。
(客)「(外は)暑くて暑くて。はる吉のラーメンが大好きなので、あったかいラーメンでもおいしく食べられる」
一方、暑さに“降参”しているのがホッキョクグマです。
最高気温34.1℃を観測した旭川市。
ホッキョクグマもプールに逃げ込みます。
(神奈川から来た人)「やっぱり暑いです。汗が止まらず。動物がかわいそうになるくらい暑い」
旭山動物園ではスプリンクラーや日よけを設置するなどして対策しています。
(旭山動物園 中田真一園長)「扉をいつもは閉めているが、暑い時は開けっ放しにして体調を見ながら管理している」
道内各地で今季一番の暑さになりましたが、そんな暑さをしのげる意外な場所がありました。
(石田記者)「車が展示されている自動車販売店ですが、ドアを見てみるとクーリングシェルターと書いてあります」
札幌市手稲区にある自動車販売店です。
2026年、暑さを避けるため無料で利用可能な「クーリングシェルター」に指定されました。
店内は涼しく、冷たい飲み物も無料。
暑さをしのぎながら、ゆっくり休憩することができます。
(AGHトヨタ札幌アネックス手稲 小山隼宗店長)「認知度はまだまだ低いが、憩いの場所としての機能が発揮できれば。敷居が高くて入りづらいと感じる人もいるが、利用していただければ」
道と消防によりますと、この暑さの影響で、夕張で路上で倒れていた60代女性が搬送されるなど、道内では少なくとも30人が熱中症の疑いで搬送、または救助を要請したということです。
夜も気温はあまり下がらず、夜間の熱中症にも警戒が必要です。
寝る前にはコップ1杯の水を飲むなど対策を心がけてください。
