朝7時から飲み放題「昼飲み」が人気!半額のアルコール類も 店の狙いは“客単価増” 札幌市
「居酒屋」や「バル」といったお酒を楽しむ飲食店。
いまや夜の営業だけではありません。
札幌では「朝飲み」や「昼飲み」が注目されていて、店は賑わいをみせています。
その人気の理由とはー
(長野記者)「空も明るい日中なのですが、こちらの店では朝からお酒を提供しています。では1杯いただきます」
札幌駅前にあるこちらの飲食店。
パリッとした食感とジューシーな味わいが魅力のソーセージとお酒が売りのバルです。
実は、朝7時の開店と同時に「飲み放題」を提供しています。
価格は90分で825円。
客にとってちょっとした特別感を感じる「朝飲み」や「昼飲み」のニーズに応えるのが狙いです。
(伸和ホールディングス 林大介さん)「みなさまお昼から昼飲みを楽しんでいただいています。ランチの利用はおおむね5割が飲み放題、5割がランチのお客様というのが平日はそんな感じ」
この日も会社の同僚という3人組が昼飲みで盛り上がっていました。
(長野記者)「お店を選んだのは誰?」
(客)「僕です。昼からの方が長く飲めるので楽しめます!」
「飲み放題」をきっかけに料理の注文にもつながるため、店にとっては昼の営業から客単価を上げることができるといいます。
(伸和ホールディングス 林大介さん)「夜だけだと満席になるとそれ以上のお客様を入れることができない。朝・昼と席の余裕がある所で売り上げを作っていく」
そして、居酒屋チェーンの「つぼ八」もいま昼の営業に力を入れています。
(長野記者)「こちらのつぼ八伏古店は、先月のオープンに合わせてランチ営業を始めました。居酒屋とあっておつまみやお酒も提供されています」
道内70店舗以上ある中、東区にある伏古店は唯一、昼から営業している店舗で、午前11時からランチを提供しています。
お酒の価格はビールで300円あまり、ハイボールは200円あまりと、夜営業よりもお得に楽しめるのが魅力です。
この日もさっそくお客さんが…
(客)「すいませんね、みなさんお仕事中」
(長野記者)「ランチですか?」
(客)「ランチと飲み!私はランチは頼まないでザンギとかおつまみ」
総務省の家計調査によりますと、道内の1世帯あたりの外食にかける平均金額はおよそ1万5000円。
コロナ禍前の2019年と比較すると6割程度にとどまっています。
そのため、店に足を運んでもらうきっかけとして「昼飲み」が注目されています。
(つぼ八 国定公彦取締役)「居酒屋のノウハウを生かしたカタチで、ランチ需要と昼飲みを取り入れて客数増につなげたいと思っている」
「昼飲み」の需要をいかに取り込むかー
飲食店が売り上げを増やしていく重要なカギとなっています。