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1リットル150円台「安いのはありがたい」ガソリン補助金5円増額 年末年始の食材値上げも

11月27日からガソリンの補助金が再び5円増額され、札幌市内では早くも値下がりとなった店舗がありました。

また、年末年始に需要が増える食材は値上がりしているものがあるようです。

札幌市内のガソリンスタンドを見てみると…

(長南記者)「中央区のガソリンスタンド、レギュラーは162円です。こちらのガソリンスタンドは162円です」

160円台の表示が見られる中、セルフサービスの店舗ではー

(長南記者)「こちらでは153円、そして向かいのガソリンスタンドでも153円と表示されています」

150円台と安くなっている店舗がありました。

政府は27日から、レギュラーガソリン1リットルあたりの補助を15円から20円に増額しました。

(利用者)「少し前よりはだいぶ安く感じて、思うように入れられるようになって嬉しい」

(利用者)「結構遠出とかもするので安いのはありがたい」

27日に発表された道内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、25日の時点で1リットルあたり168.8円となり、前の週と比べて1.4円値下がりしました。

石油情報センターによりますと、増額された補助金が実際の店頭価格に反映されるには数日かかるということです。

現在の原油価格や為替レートで推移すれば、道内の平均価格は年末には1リットルあたり150円台まで下がる店が増える見通しです。

一方、年末年始に需要が増える食材の価格について、札幌市内のスーパーで聞きました。

(マルコストアー 山川悟史社長)「切り餅関係の商品が去年から比べると1キロの袋あたり200円くらい値上げになっている」

原料となるもち米が高騰する中、正月用の鏡餅にも影響が出ています。

小さいサイズの160グラムでも、2024年より1個40円ほど値上がりしているということです。

さらにー

(マルコストアー 山川悟史社長)「干しシイタケも去年と比べると値上げになっている。国産(の干しシイタケ)が若干グラム数が減ったり、そのままのグラム数で価格が10%程度上がっている。12月は日高昆布が良く売れるが、価格が据え置きでグラム数が去年から比べると2割ほど減量になっている現状」

また、おせち料理などにも使うこちらもー

(マルコストアー 山川悟史社長)「なるとに関しては去年の販売価格よりは10円ほど上げざるを得ない状況。中間層のかまぼこだと50円弱の値上げになるかなと」

生のそばに関しては2024年とほぼ変わらない価格で提供できる見込みだということです。

また、12月の期間限定でお得になる商品がー

(マルコストアー 山川悟史社長)「海苔は12月が需要期で、お得な特別な商品を販売したり、通常品で12月だけ特別価格で(メーカーから)値下げしていただける商品が多い」

こちらのスーパーでは、一部の海苔を12月1日から1袋100円ほど値下げして販売するということです。

値上げの波はいったん落ち着きますが、2026年2月以降に値上げする品目が増えるということです。

11/27(木) 16:08

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