5キロで1000円台 2021年産米が道内へ 中小スーパー向け随意契約…申請する店を取材 北海道
6月2日までにおよそ1500件の申し込みがあったという、中小のスーパーなどが対象の随意契約の備蓄米。
5キロで1000円台の2021年産の備蓄米が今後、北海道内に入ってきそうです。
(クーリッチ拓北店 高西邦明店長)「いらっしゃいませ、こんにちは」
札幌市北区のスーパーマーケットです。
コメの売り場には銘柄米が並び、備蓄米を含むブレンド米はありません。
そんな中、店長が期待するのは、中小のスーパーなどを対象とした新たな随意契約です。
(クーリッチ拓北店 高西邦明店長)「随意契約のコメがメディアで報道されて、(客は)そこにすごく関心を持っていて、きょうもいつ入るの?と問い合わせが多かった」
この店は全日食チェーンに加盟しています。
全日食チェーンは、中小のスーパーなどを対象とした新たな随意契約に申請していて、受理されれば道内の加盟店に合わせて50トンの2021年産の備蓄米が入荷することになります。
買い物客からは期待の声もー
(買い物客)「小学生と中学生の子どもがいるので、子どもが多い家計にとっては助かる」
(買い物客)「並んでいたら食べてみたい。値段に走ってしまう」
(全日食チェーン本部)「農水省へ全日食として500トンの備蓄米を申請しています」
午後1時から始まった全日食加盟店のウェブ会議。
随意契約による備蓄米の売り渡しについての報告がありました。
(全日食チェーン本部)「まだ申請が通っていない」
3日は農水省からの連絡はありませんでしたが、申請が受理される公算が大きいといいます。
(クーリッチ拓北店 高西邦明店長)「(備蓄米の)取り扱いはできるだろうという話なので期待している。あとはいつからなのか情報待ちなので、来た時点で販売できる準備をする」
この店では随意契約による備蓄米の入荷があれば5キロ1922円で販売する予定です。
時期は未定ですが、道内で5キロ1000円台のコメが買えることになりそうです。