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製油工場で作業員2人倒れる 石油の空きタンク清掃中…酸素少ない状態 意識ありも歩行困難 苫小牧市

北海道・苫小牧市真砂町の製油工場で2025年9月2日、石油の空きタンクを清掃していた男性2人が倒れ、病院に搬送されました。

9月2日正午前、製油工場の従業員から「タンク内の洗浄中、作業員が意識状態が悪く、呼びかけに対してヘッドライトが動く程度」と消防に通報がありました。

駆けつけた消防がタンク横の通用口から内部に入り、横たわっていた清掃作業員の男性2人を救助しました。

警察と消防によりますと、救助されたのは40代と50代の男性2人で、搬送時意識があり会話可能でしたが、自力で歩くのが難しい状態だったということです。

2人が清掃していたのは、もともとガソリンが入っていた、直径約39メートル、高さ約22メートルの空きタンクで、救助時、タンク内の酸素は通常より少ない状態でした。

警察によりますと、搬送された男性の1人がタンク内で倒れ、それを助けようとしたもう1人の男性が倒れたということです。

09/02(火) 16:13

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