今季最多…17地点で猛暑日 商業施設にはクールスポット設置 暑さから身を守る対策が必要不可欠に

7月7日の北海道内は暖かい空気が流れ込んだ影響で、2025年で最多の17地点で猛暑日となりました。
危険な暑さで熱中症への警戒が必要ですが、この猛暑を涼しく過ごすにはどうしたらいいのでしょうか。
(松本カメラマン)「午後1時になりました。いまの気温は温度計で35℃を超えています」
オホーツクの北見市です。
午後3時までに35.9℃が観測されました。
街中ではこの暑さにも負けず、汗を流しながらも工事が進められていました。
7日の道内は、暖かい空気が流れ込んだ影響で道東を中心に危険な暑さとなっています。
午後3時までに帯広では36.8℃。
置戸町の境野では36.4℃、池田と大樹で36.3℃と、2025年で最多となる17地点で猛暑日となりました。
記録的な暑さは札幌でもー
(石田記者)「ムシムシしてすごく暑いですが、噴水の中はとても冷たいです。どうですか?」
(マチの人)「気持ちいいです」
札幌は午後3時までに32.4℃で観測。
3日連続の30℃越えとなり、大通公園では少しでも涼みにと噴水で遊んだりベンチで休む人も多く見られました。
(マチの人)「暑いですね」
(マチの人)「うなる暑さですね。外で飲むには最高です」
(石田記者)「ビールの味は?」
(マチの人)「キンキンに冷えていますね」
本格的な夏がやってきた道内。
札幌市内の商業施設では暑さ対策の取り組みが進められていました。
(阿部記者)「外が暑いとどこかで休憩したくなりますよね。こちらの商業施設では暑さをしのぐ場所として店全体を開放しています」
暑さからの避難場所として始まった「クールスポット」。
道内の138店舗に設置され、涼しい店内で休憩してもらい、猛暑から身を守ってもらうことが目的です。
一部の店舗では自治体と連携した猛暑からの避難場所「クーリングシェルター」にも指定されています。
(利用者)「(外に出ると)やっぱり熱気がきつかったですね。(クールスポットは)すごいいいですね。ありがたい」
また、暑さ対策ではこんなものもー
(イオン発寒店 小西弘晃さん)「暑さ対策で用意している寝具のコーナーでございます」
特に人気なのが、触ると冷たい接触冷感の寝具です。
日中はエアコンなどで暑さ対策ができますが、夜は寝苦しいと布団や敷きパッド自体を冷たいものに買い替える人が多いということです。
冷たさは3種類から選ぶことができ、最近ではどこにでも敷けるラグや、抱き枕なども接触冷感の物が発売しています。
(イオン発寒店 小西弘晃さん)「早いうちに(暑さ)対策が必要になってくるという部分で、手ごろなところから始めるにあたって、寝具から始めるのがいいのかなと思います」
危険な暑さとなった7日の道内。
8日も十勝を中心に猛暑日となる地域もある見込みで、引き継ぎ暑さから身を守る対策が必要不可欠です。