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すすきの殺人 母親の浩子被告にきょう判決 死体遺棄の“手助け”にあたるか…弁護側は無罪を主張

【裁判解説】「やむを得ず関与した側面が強い」元裁判官が生解説 母親に有罪判決 娘の犯行を“手助け”したのか 札幌すすきのホテル殺人

札幌・すすきののホテルで頭部のない男性の遺体がみつかり、親子3人が起訴された事件で死体遺棄ほう助などの罪に問われている母親に、2025年5月7日午後、判決が言い渡されます。

起訴状によりますと田村浩子被告は2023年、娘の瑠奈被告が殺害し切断した男性の頭部を自宅に隠すことを容認し、死体遺棄を手助けした罪などに問われています。

浩子被告は初公判で起訴内容を否認していて、裁判では浩子被告の行為が“手助け”にあたるかが焦点となっていました。

検察は「瑠奈被告の意思を止めることなく尊重した」「損壊や死体遺棄を継続する瑠奈被告の日常生活を心理的にも物理的にも支えた」などと指摘し、浩子被告に懲役1年6か月を求刑しています。

一方、弁護側は「頭部が自宅に持ち込まれた時点で死体遺棄は終了していて隠匿を容認したと評価することはできない」などとして無罪を主張しています。

裁判は札幌地裁で5月7日午後2時から開かれ、浩子被告に判決が言い渡されます。

05/07(水) 05:41

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