砂川猟銃免許取り消し問題 最高裁で来年2月に弁論 ハンター敗訴の2審判決が見直される可能性も
北海道砂川市のハンターの男性が猟銃を所持する許可を取り消されたのは違法だとして道を訴えた裁判で、最高裁が2026年2月に弁論を開くことを決めました。
取り消しを認めた2審の判断が見直される可能性があります。
砂川市のハンター・池上治男さんは2018年、ヒグマ駆除のため発砲したところ、周辺の民家に銃弾が当たる恐れがあったことを理由に銃の所持許可が取り消されたのは不当だとして、道に処分の撤回を求めています。
1審の札幌地裁は池上さんの訴えを認めましたが、2審の札幌高裁は一転、処分は適法だとして池上さんを逆転敗訴としました。
池上さんは上告していましたが、最高裁は12月22日、2026年2月27日に当事者双方から意見をきく弁論を開くことを決めました。
最高裁が、結論を変えるのに必要な手続きである弁論を開くことを決めたことから、池上さんが敗訴した判決が見直される可能性があります。
12/22(月) 18:58