ファイターズ2軍は恵庭市に 駅近くの広大な土地に魅力を感じた マチからは喜びの声
構想発表からおよそ1年。
ファイターズ2軍本拠地の移転先が恵庭市に決定しました。
球団側は決め手の1つとして、JR駅近くの広大な土地に魅力を感じたと話していて、マチからは喜びの声があがっています。
(ファイターズ スポーツ&エンターテイメント 小林兼コーポレート本部副本部長)「北海道日本ハムファイターズは、ファームの移転先を恵庭市に内定しました。ご提案いただいた用地については、JR千歳線の恵み野駅と島松駅の間にある約46ヘクタールのエリアになります」
7月2日午前11時、ファイターズ スポーツ&エンターテイメントは会見を開き、2軍本拠地の移転先を恵庭市に決定したと発表しました。
構想発表からおよそ1年。
会見では2軍ファームのイメージも映し出されました。
(ファイターズ スポーツ&エンターテイメント 小林兼コーポレート本部副本部長)「ファーム施設の周辺に商業や住居などを段階的に整備ができる大きなポテンシャルがあると考えています。私たちファイターズはスポーツと日常が自然に融合した新しいマチづくりを目指していきます」
球団によると、メインスタジアムは3000人から5000人ほどが入れる予定で、隣には冬でも使える選手の屋内練習場を建設。
周辺には商業施設や住宅などを段階的に建設する予定です。
(吉田カメラマン)「ファイターズの2軍本拠地が移転する恵庭市です。この広大な土地に球場や宿泊施設などたくさんの建物が立ちます」
本拠地が決まった恵庭市の西島松地区は元々農地だったため、現在、市は土地の売買と共に市街化区域への編入を進めています。
すぐ近くには北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOもあり、JR恵み野駅から2駅とアクセス面も抜群です。
(北海道日本ハムファイターズ 栗山英樹CBO)「拠点をもとに世界の人たちが集まる。子どもたちが世界にどんどん出ていく。選手たちが本当に成長できる(場所にしたい)」
ファイターズ2軍本拠地の移転を巡っては当初、札幌市や北広島市など6つの市が候補地としてあがりましたが、その後、恵庭市・江別市・苫小牧市の3市に絞られ誘致活動などが進められていました。
恵庭市で誘致活動を行ってきた期成会の中川さんです。
会見の様子を見守っていました。
決定に思わず一礼。
身が引き締まる思いだと話します。
(恵庭市日本ハムファイターズ新ファーム施設誘致期成会 中川淳一幹事長)「もう感無量ですね、胸がいっぱいです。同時に大きな責任というものも感じています」
市民からもー
(恵庭市民)「野球選手が来るわけですよね?もう大興奮です」
2日朝、いつもよりも早く市役所を訪れた原田市長。
(恵庭市 原田裕市長)「30分くらい早く来ましたね、特別な日なので。朝起きるのも早かったですね、4時ぐらいに起きた」
その後、球団側が開いた会見にも姿を現しました。
(恵庭市 原田裕市長)「身に余る光栄であり、心から感謝を申し上げたいというふうに思います。日本にない素晴らしいファーム施設、そしてマチづくりを進めたいと考えております」
一方、苫小牧市ではー
(長野記者)「今回のファーム誘致、多くの市民の方が望んでいた苫小牧市ですけれども、残念ながら選ばれることはありませんでした」
職員は落胆の様子。
金澤市長は「2軍施設が地域の発展はもとより、北海道全体のスポーツ振興や地域活性化につながることを期待しています」とコメントしています。
会見を大勢で見守っていた江別市ではー
選ばれず、ため息が漏れていました。
後藤市長は「誘致活動を通じて、市長としてのマチづくりに対する思いと市民の皆さまとの一体感を感じることができました」とコメントしています。
また、新庄監督は自身のインスタグラムで、「ここに辿り着くまでには表舞台に出てこない多くの方々の尽力があったはず。苫小牧、江別をはじめ候補地として手をあげて下さったマチの皆さんに心からの感謝のお伝えします」とコメントしています。
北広島市に続き、恵庭市ではどんなマチが誕生するのでしょうか。
ファイターズ2軍本拠地は2030年から31年の開業が目指されています。