ばんえい競走馬の「馬インフルエンザ」感染が確認された帯広競馬場で、症状が出た馬が数十頭規模に拡大していることから、帯広市は５月３日から５日にかけてのレース中止を発表しました。

帯広競馬場では、ばんえい競走馬３頭が馬インフルエンザに感染していることが判明し、４月２６日から３日間レースを中止していました。

帯広市によりますと、発熱などの症状が出た馬が数十頭規模に拡大していることから、５月３日から５日にかけてのレースと、５月９日の能力検査を中止するということです。

競馬場での飲食イベントなどは予定通り実施されますが、「ふれあい動物園」は当面の間、閉鎖となります。

「馬インフルエンザ」は馬同士の感染力は高いものの、これまで人に感染した事例は確認されていません。