札幌市内すでに5円値下げも ガソリン定額補助制度始まる 家庭の電気代も安くなる見込み 北海道
【解説】ガソリン価格の推移 約6年で70円近く値上げに 新たな補助制度開始も高止まり傾向
5月22日から政府によるガソリンへの補助が新たに始まるのを受け、北海道内のガソリンスタンドでは早くも値下げが実施されています。
21日に発表された道内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、先週より1.3円安く、1リットルあたり180.7円。
原油の価格が下がったため、4週連続で値下がりしました。
22日から政府が、ガソリン1リットルあたりの価格を段階的に10円引き下げる新たな定額補助制度を始めました。
価格の急激な変動を抑えるため、22日から1週間の補助額は1リットルあたり7.4円となっています。
補助金は石油元売り会社に支給され、ガソリンスタンドの価格に反映されるまでは2~3週間かかるとみられますが、それに先駆けて値下げが実施された店舗がみられました。
札幌市中央区のガソリンスタンドでは1リットルあたり、20日は3円・22日は2円のあわせて5円が値下げされたとのことです。
このままの価格水準が続けば、6月半ばごろには補助額が最大の10円になる見通しだとしています。
一方、北海道電力によると、標準的な使用料の家庭で5月に使用し6月に支払う電気料金は9505円となり、前の月と比べて44円安くなるということです。
05/22(木) 11:17