北海道北広島市で2025年4月17日、70代女性が金融機関の職員を名乗る男にキャッシュカード2枚をだまし取られる預貯金詐欺事件が発生しました。

警察によりますと4月17日午後2時ごろ、北広島市内に住む70代女性の家に、金融機関の職員を名乗る男が訪れ「カードの磁気が使えるかを確認させてください」「1時間後に返しに来ます」などと話し、女性は男にキャッシュカード2枚を手渡したということです。

その後、女性はキャッシュカードが返ってこなかったことから、男が名乗った金融機関に電話をしたところ詐欺であることがわかりました。

女性によりますと、家を訪れた男は40代ぐらいで、グレーのような色の服を着ていたということです。

男は、キャッシュカードだけをだまし取り暗証番号は聞いていなかったため、現金を引き出したりはしていないということです。

警察は、金融機関の職員がキャッシュカードを取りに行くことはないとして注意を呼びかけています。