北海道北見市の幹部職員が、公共施設の事業運営などを委託している民間事業者の社長から、少なくとも２７回の接待を受けていたことがわかりました。

社長は「軽率だった。昔の部下が多くて負担してしまった」と話しています。

北見市の公共施設の指定管理や事業運営を委託されている「北見都市施設管理公社」によりますと、２０２１年５月ごろから２４年１２月ごろまでの間、少なくとも２７回にわたり、当時教育長だった武田雅弘副市長ら複数の幹部に、合わせておよそ８０万円の接待をしていたということです。

幹部の大半は委託先を選定する立場にあるため、市が定める内規に違反し処罰の対象になる可能性があります。

公社の小林敬里社長はＳＴＶの取材に対し、「軽率だった。昔の部下が多くて負担してしまった」と話しています。

市は事実関係を確認中としています。