きっかけは夫が患った白血病「安心して食べられる」と人気に オーガニックの手作りパン 北見市
「わがマチの金メダル」と題して、北海道内各地の“金メダル級”の名物をご紹介しています。
北見市内を走るキッチンカーで売られていたのは、「誰でも安心して食べられるパン」です。
このパンに込められた思いとはー
北見市内を走る1台のキッチンカー。
車の中にはベーグルやフォカッチャなど食べ応えのあるパンが並んでいました。
(農の里 大橋加奈子さん)「新たな楽しいことのつながりができたりするので。私は楽しいです」
北見市の農家・大橋加奈子さん。
この日は農作業ではなく、キッチンカーでのパンの移動販売です。
販売を始めると、次々と客が集まってきます。
(客)「奥さんがアレルギーを持っているので。このパンに巡り合った」
じつはこのパン、「誰でも安心して食べられるパン」として注目されていました。
2年前に手作りパンの販売を始めたという大橋さん。
きっかけは夫が患った病気でした。
(農の里 大橋加奈子さん)「白血病になってしまったので、趣味の延長という形なんですが、オーガニックの小麦を使うことで、病気でも食べられるパンを作りたいなというのがきっかけですね」
大橋さんが車の中で作るパンは、食品添加物も使っていません。
なかでもカボチャのベーグルは自宅で収穫されたカボチャを使い、優しい甘みを感じられる人気のパンです。
(松本カメラマン)「生地にも練り込まれているんですが、中にはカボチャの餡がたっぷり入っています」
(農の里 大橋加奈子さん)「(カボチャの)皮も栄養価が高いので、私は全部入れちゃいます」
普段は農作業の合間に週1回程度、自宅の敷地内や移動販売でパンを届けています。
(客)「実家に帰るたびにここに買いに来ている」
(客)「子どもにあげるのにも良いなと思う」
(農の里 大橋加奈子さん)「キッチンカーになったのも、移動していろんな地域の方に(パンを)届けられるというのもいいのかなと思って。移動できる台所ですよね」
「誰でも安心して食べられるパン」は、あすもどこかで誰かの笑顔につながっているかもしれません。